梅雨も明けやらぬうちから、うだるような日が続き、いささかぐったりしていますが、皆様方はいかがお過ごしですか。
さて、久しぶりのFROM EDITORです。来月に発行する予定の別冊カーサウエスト「デザイナーズマンションの可能性」の座談会を連続して開催したり、編集作業に追われ、その間に融資の画策をしとなかなか落ち着く暇もなかった次第です。といっても、今も落ち着いたわけではないのですが・・・・・・
「デザイナーズマンションの可能性」は株式会社タケツーの「TAKETSU WORKS 建築展」の案内状がヒントになって発行することになったものです。別冊なので、今回は関西在住の建築家だけでなく関東在住の建築家によるマンションも紹介しています。座談会は、一つは京都の若林広幸さんの事務所で本誌でもおなじみの大倉達也さん、三宅賢治さんの3人で、これからのマンションはこうなる!といったことを思いのままに語ってもらいました。もう一つはタケツーの本社で森崎輝行さん、小林恒さん、ルイジ・ヴェラーティさんの3氏にお集まりいただき、ディベロッパーと建築家が組んで建てることの意義や苦労話などを話し合ってもらったわけですが、期せずしてスケルトンがこれからのマンションの一つの形ではということになったのも興味深いことでした。目下編集作業に追われている最中です。マンションの作品事例は、全部で21物件をご紹介する予定です。