次の第10号でローコスト住宅の特集をするといったところ、多くの建築家の方から「こんなの建てたよ」とお知らせいただきました。ご協力ありがとうございました。
中でも驚いたのは、片岡重男さんから届いた1,100万円の家です。敷地面積113.71平米(34.4坪)、建築面積47.21平米(14.28坪)で延べ面積が87.39平米(26.44坪)の木造2×4構造の2階建。もちろん1,100万円には、キッチンや浴室、洗面所といった設備も含み、含まれていないのは植栽とネットフェンスだけだそうです。(ほんまにこんな値段でできんの?)と思った方も多いはず。方法論から詳しく聞いてみたいですね。
1階も2階もワンルーム空間です。住み方は?暮らし方は?、建築主のお話もぜひ聞いてみたいところです。この予算になると、建築家だけでなく、建築主の割り切りやこだわりが無ければ絶対にできないからです。外観は屋根も外壁もガルバリウム鋼板の一文字葺き、シンプルだけどデザインもなかなかです。次回のオンラインの今月の建築家の住宅で少しだけですがご紹介します。なお、10号では1,000万円台の住宅を、4〜5邸紹介するつもりです。ご期待ください。