築70年という大きなアトリエのある洋館を建替えた建築家の自邸である。住まいの名前は、家族の干支に由来する。…<つづく>
<一部抜粋> 間仕切りのない家で、どこにいても話しができる替わりに、何でも筒抜けです。嫌がっていた子供たちは自分でカーテンを買ってきて取り付けるなど工夫しているようです。できるだけ愛着のある前の家の古い部材を使おうと考えていたのですが、最終的にはドアノブ位になりました。トップライトは星を見ることもできますが、夏は強い陽射しで中のものが焼けることも事実です。アトリエは音がよく響き、外国の建物の中にいるようです。(奥様談)◆