伝統民家のおおらかで心安まる家で暮らしたいという希望を抱いていた建築主は、自宅の新築にあたり、偶然の出会いから移築再生できる古民家にめぐり会えたという。…<つづく>
<一部抜粋> 祖母や母が大黒柱を糠で磨いていたのが、義務感だけでなかったということがやっと分かりました。図面ではなかなか実感が湧かず、広すぎないかと思っていた部屋も実際に暮らしてみるとそんなことはなく、明るく、夏はクーラーを使わなくても涼しく、冬は暖かい快適な住まいです。私たちの暮らしのリズムとぴったり合ったという気がします。(宮本様奥様談)◆