敷地は京都市の東部、山科の古い住宅地の中にあり、周囲にはまだ畑や竹林が残っている。敷地内にあった老朽化した建物を建替えることにした建築主は、以前に建築家が設計した友人の家を気に入り、依頼することにしたのである。…<つづく>
<一部抜粋> 暖房は薪ストーブ1台で家全体が暖かくなります。デンマークのライスというメーカーのものですが、寝る前に密閉しておくとすごくゆっくりと燃焼し朝まで暖かく過ごせます。重量もありしっかりしているので火災の心配もなく、大正解でした。薪は近所の製材所で廃材や端材をもらってきて、適当なサイズに挽き、ナタで割って使っています。破棄するにもお金の要る産業廃棄物の有効利用というわけで省エネにも貢献しています。(森田様談)◆