密集した住宅地の中の道路側の間口5.3m、奥行55mという南北に極端に細長い敷地にある祖父母の家を解体しての建替えである。しかも敷地の道路寄りには建築主の両親の住宅が建っており、資材搬入路の最小有効幅は65cmしかなく、すべての搬入・搬出は人力に頼らざるを得ないという厳しい制約があった。…<つづく>
<一部抜粋> 電気調理器は、IHヒーターでなく、ハロゲン調理器を採用しました。これは従来のガスレンジに最もイメージが近く違和感なく使えるだろうと思ったからです。鍋類も底がフラットになった専用のものに買替える必要がなく、従来使っていたものがそのまま使えるのも便利です。敷地内の両親の家はガスを使っていますが、この家には引込んでいません。(野間様談)◆