東京の都心に住む牧師と医師という70代の老夫婦が引退後の余生を過ごそうと、これまで別荘として使っていた山小屋を住宅として使用するために増改築したものである。建築家は30年余り前に山小屋を設計した建築家の娘にあたる。…<つづく>
<一部抜粋> この地は、標高が920〜30mなので、夏涼しい代わりに、冬は寒いのですが、積雪は20cm程度なので断熱さえしっかりしておけば比較的過ごしやすいです。当初は電気もガスもなく、井戸とランプでの生活を楽しみましたが、歳を取ると電気のある生活は便利です。近年は周囲に田舎暮らしを楽しむ都会からの移住者も増えました。(丸尾様談)◆