高校時代に不慮の事故により脊椎に損傷を受け、車椅子生活を余儀なくさせられた息子を持つ家族の住宅である。家族構成は夫婦と2男2女の6人家族であるが、車椅子生活の長男と、彼を介護する家族の将来に配慮した自立を支える計画がポイントである。…<つづく>
<一部抜粋> おかげさまで車椅子のままホームエレベーターで3階のテラスへ出ることもでき、六甲山を眺めながらお茶を飲んだりできる住まいができました。3階の部屋は、現在は娘が使っていますが、宅建免許を取得し、現在は行政書士の資格取得にも挑戦中の長男が、将来的には事務所として使うことも考えています。(竹中様談)◆