17年前に建築家が夫婦と2人の娘のために設計した住宅の改築である。建築主は役員を務めていた会社の工場の改築時に建築家に出会ったという。改築の打ち合わせを通じて親しくなった2人は、建築家の設計により自宅を新築することにしたのである。…<つづく>
<一部抜粋> 住宅は建築家にお願いした方がいいと思う。第三者の目が入るという意味も大きく、設計と施工は分離していた方が、コストも安くなるという気がする。建築家の規格スペックがあるので見積りも取りやすく、うまく行けば設計料位は浮かせられるはずである。吉村さんに一生に2度も自宅を設計して貰うことになるとは、思いも寄らなかった。(田淵様談)◆