CwOnlineFrom editor>007-情報化時代

編集長のひとりごと007
情報化時代

 アメリカの友人から届いたメールによれば、家庭へのコンピュータの普及率が昨年50%を越えたそうです。Eコマースと呼ばれるオンラインでのビジネスも年々倍増を続けており、5年以内には自動車販売の1/3がオンラインに替わると言われています。アメリカではもはやオンラインを無視して物事を考えることは、不可能といえるほど、オンラインが世の中のすべてのシステムの基本となってきているそうです。Eコマースにしても、日本では、現在クレジットカードの入力が危惧され、コンビニでの決済などが検討されていますが、2、3年前にはアメリカも全く同じ状況だったそうです。それが、現在ではオークションなど個人間の売買にまでクレジットカードによる決済が常識化しつつあるのです。
 インターネットのサイトへいけば、同じ商品を扱っているサイトが値段の安い順番にずらりとリストアップされている中で、ガソリン代をかけ、交通渋滞に巻き込まれ、パーキングの場所を探し、人込みにまみれ、キャッシャーに並んでものを買う理由はどこにも見当たらないというのです。それでも、これまでの商店のようなものは必要だそうです。しかしそこは買う場所ではなく、実際に現物を見たり、手に取ったり、感じる場所であり、オーダーはオンラインから安く買えばいいのです。
 こうしてアメリカでは実際に履いてみないと難しい靴以外は、すべてオンラインで済むようになったそうです。彼が言うには、今のアメリカの姿は2、3年後の日本の姿だというのです。いやあ、大変な世の中になったものです。どういうように対応したらいいのか、いまから考えておいても早くはなさそうです。

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