建築家の住宅というと、コンクリート打放しをイメージされる方も多いと思う。現在では、ローコストというイメージを感じにくいかも知れないが、本来は、構造体が仕上げを兼ねる工法であり、仕上げコストの節約という面からローコスト住宅の代表的な手法の一つでもあったのである。…<つづく>
<一部抜粋> これまで木の家に住んできましたので、コンクリート打放しはどうかなと思ったものですが、こうして住んでみると、木材を使ったり、植物を置いたりすれば、壁紙やタイルを張らなくても違和感を感じたり、冷たい感じがすることもないということが分かりました。基本的には住みやすい家になったと思います。(田中様奥様談)◆