10年余り東京の事務所に勤めた後、関西に移り、独立した設計事務所をスタートさせた建築家夫婦の第1作は、妻の実家を2世帯住宅として建替えたものである。…<つづく>
<一部抜粋> 室内には徳島のスギや高知のツガといった四国の材木がふんだんに用いられましたが、四国の出身というせいもあるのでしょうか、大いに親近感を感じる住まいとなりました。以前の家とは、同じ木造住宅でもプラン次第でこれほど違うのかというほどの変わりようです。南西側の大きな窓からは日差しがよく入り、いささか明る過ぎると思うほどです。(父上談)◆