震災でよう壁と地盤が損傷、住宅も大きな被害を受けたための建替えである。急な坂道の中腹にある敷地は、眺望のいい高台であるが、道路とは階段でつながっており、工事用の重機や車が住宅の前まで入らないため、当時、震災復旧工事で手一杯の施工業者ばかりで、結局、石垣や地盤の補強工事は1年半後になった。…<つづく>
<一部抜粋> 私は住宅の設計も固定観念にとらわれず、できるだけオリジナルにしたかった。「住まいづくりはまず設計ありき」である。おかげで個性的で住み心地のよい家ができあがり、家族一同喜んでいる。通常、設計費は高いというイメージがあるが、結果的に安いものについたと思う(米田様談)◆