建築家が自ら設計した建築家と織物作家の夫婦のための住宅である。奈良県橿原市の郊外、周辺にまだ田畑が残る60年代に開発された木造2階建住宅が建ち並ぶ雑然とした住宅地の一角である。…<つづく>
<一部抜粋> 土間空間には抵抗感はなく、ほとんど土間で過ごし、板の間は夜間くつろぐ時に用いています。冬は寒いだろうと予測した1階も心配したほどでなく、板の間の建具は結局開け放したままで暮らしています。(金様談)◆