震災で倒壊した自動車修理工場の経営者の住宅の復興である。建築主から依頼を受けた工務店が最初に提案したプランでは、部屋が細分化され過ぎており、もっとスッキリしたプランを再考することになり、画廊を営む工務店の息子の友人であった建築家に声が掛かったのである。…<つづく>
<一部抜粋> 震災復興なのでこういう言い方は変ですが、建築家も工務店もいい人ばかりに巡り合うことができたと喜んでいます。気になることといえば、天井が塞がれていないので声や音が筒抜けになることと激しい雨の時は家族室のトップライトに当たる雨音が気になることぐらいです。逆にトップライトからきれいな満月が眺められるというおまけもあります。(谷本様談)◆