敷地は大阪、京都、奈良、三府県が境を接する生駒山脈の東斜面、大阪府四條畷市内のなだらかな北下がりの造成地の中にある。訪問した後輩の家が気に入り、その建築家を紹介してもらったという建築主は、建築家に対し、入居時期から設計期間、予算にいたるまで明確な計画を伝えた上で依頼したという。…<つづく>
<一部抜粋> 庭は四季を感じさせる落葉樹を主体に雑木林のようにして欲しいとお願いした。建築家にも造園デザイナーにも大きな狙いやコンセプトは伝えたが、具体的なディテールはすべてお任せした。細部までこちらの要望を伝えるより、できるだけ彼らの才能を引きだすように努めたつもりである。(橋本様談)◆