News013●建築家が考えた家 見学会Report
株式会社ザウスコミュニケーションズの建築家が考えた家の見学会に行ってきました。
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6月2日の土曜日はホームページでもご案内した株式会社ザウスコミュニケーションズの建築家が考えた家の見学会に行ってきました。建築家は森永建築設計事務所の森永俊弥氏。会場は宝塚市、阪急、JRの駅から7分余りの閑静な住宅街の一画です。井戸がある敷地をうまく使えないかという相談から始まった仕事だそうです。森永氏は三方を囲まれた敷地であり、プライベート空間を1階に、生活空間を2階に配置、井戸は蓋をされ上にデッキが載せられる予定です。
井戸の水は、水質検査の結果、浴室など飲用以外の用途に利用される予定です。大きくて派手な住宅ではありませんが、黒の外観をはじめしっかりとした存在感を周辺に放っていました。
2階のリビング・ダイニングは中央に開閉式のトップライトを備えた方形の屋根を載せられ、最大部分では5m余りの天井高を持っています。この屋根と玄関の天井はオイル拭き取り仕上げで、木目が浮かび、白い壁との対比がなかなか印象的でした。天井高を生かしてキッチンとリビングの一部にアティック(屋根裏部屋)も設置されています。IHヒーターが採用されたオール電化キッチンはデザインとコストのバランスのいい韓国のハンセン社製。そして機器はメンテナンスのいい日本製とうまく使い分けられていました。
ザウスの家づくりのシステムの説明、森永氏からの住宅の説明、そして相談会と熱気のある見学会でした。
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