News011●30年の時を越え、今蘇るEXPO'70の建築物がのった豪華本
『日本万国博 建築・造形』
発行 恒文社
総ページ数 320p(カラー96P,1色224P)
サイズ 天地35cm、左右31cm、厚さ4cm
定価 38,000円(税、送料込み)
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1970年に大阪府吹田市の千里丘で開催された「日本万国博覧会」。この万博の世界各国パビリオンを一堂に紹介し、まとめたのが1971年3月に発行された「日本万国博 建築・造形」。丹下健三・岡本太郎監修、黒川紀章構成という豪華スタッフ陣により刊行され、全パビリオンの写真や図面、解説がついた豪華本です。
建築関係者を始め、当時を知る人には懐かしく「万博」を振り返ることができる内容です。
30年の時を経て、恒文社の倉庫の片隅で眠っていた50冊が見つかり、限定で頒布されることになりました。なお、本書に関しては書店にご注文されても入手することはできません。購入ご希望の方は、当社までご連絡の上、郵便振替で代金をお振り込み下さい。入金確認後、出版社より直接発送させていただきます。
※30年の時を経ておりますため、外箱の段ボール・ケースにキズ、汚れ等がある場合があります。あらかじめご了承ください。
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[丹下健三氏のあいさつ](『日本万国博 建築・造形』より)
はじめにEXPO'70は、すでにオリンピック東京大会の直前1964年9 月1日に、通産省内に博覧会調査室が設けられてから、1970年3月15日の一般開会まで、足掛けにして7年、正味5年半の時間を経て、準備、計画、設計そうして建設が進められてきたものであって、はじめの全く形もイメージもない状態から、会場全体が完成するまでの間には、多くの人々の知恵や、多くの組織の力が参加してこの大きなプロジェクトを推進してきたのである。その経過は、一つはビック・プロジェクト実現の一つの実例として、二つには調査から都市計画・都市設計、そして建築設計を経て実現に至った、一貫した作業システムの実例として、記録に値するものだろう。しかし、私はごく限られた局面でしか、この膨大な機構に接してはいないので、かなりかたよった観測になるかとも思うが、一人の建築家として得た経験をここに記録して、ご参考に供したいと思う。
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